知らなかった!梨の不思議 トリビアページ






 梨の花のまちをめざす梨の花プロジェクトは、「梨の花文化」の創成をテーマに活動を続けている。これまでの活動で、町に「梨の花条例」ができた。「梨の花並木路」ができた。

 いまは、梨の花の「見える化」のため、梨の花並木路づくりをすすめている。
 
 並木に使うナシの木は、RIKAENで育てている。
 ニューヨークのマンハッタン通りのマメナシの街路樹とまったく同じクローン木で、ブラッドフォード(註1)という品種だ。

 マメナシは実ができない(豆のような小さな実はできるが食用ではない)、サクラのように横方向に枝を張らない、春に白い花、晩秋に真っ赤な紅葉が楽しめるなど並木景観に適している。

 135年の梨づくりの歴史を持つ梨の産地・大阿太高原に、花鑑賞を目的に足を運んでくれる人が増えてきている。これまで見られなかった画期的な光景だ。

 梨の花の魅力をもっともっと多くの人たちに伝えたい。
 


(註1) 倉吉市の二十世紀記念館脇に植樹されていた。マンハッタンから持ち帰った種から育てた梨の木。梨の花プロジェクトは、その穂木を譲り受け、接ぎ木で育てた。つまり、マンハッタンの街路樹のクローン木。
 


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