スイレン |
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スイレン科 スイレン | ||
スイレンをヒツジグサと言ったりする。昔の時刻の呼び方で、ヒツジの時刻には花を閉じてしまうことから名が付いたようだ。しかし、スイレンは外来種で、ヒツジグサは日本固有種。漢字で睡蓮と書くが、もとはヒツジグサを指した名前だ。スイレンは世界に50種ほどあり、日本にはヒツジグサの1種しかない。スイレンの仲間は交配が続いて、日本固有種のヒツジグサは、なかなか見ることが出来なくなった。地下茎を張り巡らせて、夏には池の水面いっぱいに葉を広げて、水温の上昇を防ぐ。 |