オモダカ
オモダカ科 オモダカ
水田やため池などに自生し、花びらが3枚の小さな白い花を付ける。葉は、生長がすすむと、矢じりの形になる。
花で種子ができるが、多くは、地中に伸ばした地下茎で繁殖する。金魚鉢などに活けられる鑑賞水草だが、水田では防除が難しい雑草として扱われている。
正月のおせち料理に使われるクワイは、オモダカの栽培変種。オモダカもクワイのような塊茎(かいけい)をつくるが、小さくてアクがあり、食用には向かない。