メダカ
メダカ科　メダカ 　絶滅危惧種Ⅱ類
かつて、どこにでもいたメダカが激減して久しい。日本の稲作文化と共存してきた「水田の魚」だった。 　日本固有種のメダカは1種類とされていたが、近年の研究で、キタノメダカとミナミメダカの２種類がいることが分かっている。この２種類をあわせて、メダカ、またはニホンメダカと呼ぶ。２０１０年ごろから遺伝子組み換えでつくられたメダカが登場している。このような鑑賞メダカが自然界に放たれることでおこる遺伝子汚染が問題になっている。もともと丈夫な魚で、水温の変化や塩水にも耐えられる。